大野謹慶


プロフィール

大野謹慶

今、そしてこれから・・・私には何ができるのだろうか
私は約30年間、美容界、食品業界、ゴルフ界に身を置き、様々な経験をしてまいりました。そして数百万人の方に、私が開発した製品をご愛用いただきました。その傍らで、業界の裏側も知ってしまいました。
パッケージデザインで天然由来を想像させ、実態は中国産の化学合成ビタミンがほとんどのサプリメント・・
素地に合成界面活性剤や防腐剤などの有害物質をふんだんに使いながらも、それを表示しない(キャリーオーバー)で消費者を欺く化粧品の数々・・
過酸化水素水で漂白された輸入品のキチンキトサン・・
洗剤とスポンジでていねいに洗い、充分にすすぎ洗いしてからでなければ食べられないような、危険な農薬まみれの輸入食材・・
牛や鯨の軟骨から抽出した、輸入品のコンドロイチンを気仙沼産のフカヒレから抽出したサメ軟骨と偽る業者の数々・・
また、ビジネスの世界でも人材を消耗品の歯車のように使い捨てる企業・・気に入らないというだけで功労者を切り捨てるネットワークビジネス業界・・
有名プロを教えていることにしてもらい、名前を売りビジネス展開するゴルフコーチ・・
一部上場企業でさえ副業を推奨し、生活の保障を放棄するかのような動き・・
社会の裏側には見たくもない現実が渦巻いています。人を裏切ったり、欺いたりすると、いつか自分にも降りかかってくるはずです。それは、一時期隆盛を極めた企業が衰退する・・・もしくは偽装問題から倒産に追い込まれる姿を見ていても良くわかります。
人はなぜ?正直に生きられないのでしょうか?
人はなぜ?真面目に生きられないのでしょうか?
人はなぜ?欲に溺れて未来を見失ってしまうのでしょうか?
人はなぜ?他人の成功をねたんでしまう生き物なのでしょうか?
人はなぜ?お金を手に入れると傲慢になって人を見下してしまうのでしょうか?
私もビジネスで少しは成功し、それなりの富や名声も手に入れました。その結果としてわかったことは・・
『人生において残るものは、手に入れたものではなく与えたものである。』
つまり、『何を手に入れるか?』よりも『何を与えたのか?』ということ。人間は『生きるか死ぬか』の極限状態のときは、泥水だって飲むのです。その状況ではなくなると、『安全』なものを求めるようになるそうです。安全な暮らしが満たされると、次には『評価の欲求』が訪れるそうです。人に認められたい・・。頑張っていると思われたい・・。褒めてもらいたい・・。それが満たされると次は『個性』をアピールしたくなるようです。人と違う生活・・。人と違う生き方・・。それが満たされると最後には『貢献』の欲求が訪れるそうです。(マズローの欲求階層理論より)
私が目指すのは本当の意味での社会貢献。
大切な家族や友人のために・・生まれ育った故郷や地域のために・・生活する日本やタイのために・・そして未来ある世界の子供たちのために。
今、私たちができることは何でしょうか?これからも常にそれを自問自答しながら、どこまでも真面目に。どこまでも正直に。そしてどこまでも人を大切に。
これからの人生を、より価値のある生き方にしていこうと決意しています。